2015年10月、パリにて富山県南砺市および立山町のプロモーション企画「多彩・TASSAI de TOYAMA」が開催されました。
日本文化会館では、富山県の魅力映像と南砺市が舞台となったオリジナルアニメ「恋旅~True Tours Nanto~」を上映し、またCOP21パリ会議をひかえて富山発の環境先端技術などを紹介するフォーラム「多彩・TASSAI de TOYAMA」を開催しました。
そして会場を夜の「サン・マルタン運河」に移し、立山山麓に伝わる癒しの伝統行事「布橋灌頂会」を再現。傍らでは、富山県のアート映像を大型のモニターに写し、富山県をPRしました。
当日は天候もよく、日本文化会館でのフォーラム、橋上のイベント共に多くのパリ市民が観客として参加し、フランスの代表紙ル・モンド、AFP電子版をはじめ多くのメディア、ジャーナリスト、個人ブロガーがその様子を伝えて話題になりました。
メディア掲載例)
http://www.frenchtouch2.fr/2015/10/nuit-blanche-japonaise-sur-la.html
弊社はTASSAI de TOYAMAのプロジェクトメンバーとして、現地での演出提案、現地会場との交渉、現地メディアリレーションなどを総合的に担当いたしました。
特に今回、映画「アメリ」で有名なサン・マルタン運河橋上でのイベントは前例がなく到底不可能と言われましたが、パリ10区の区長と何度も交渉し企画を理解してもらい何とか実現することが出来ました。
日本の文化を現地の方に伝えるということは簡単ではありません。一方的に持って行ってただ見せるだけはなく、現地の方が理解をし、興味を持つための仕掛けや見せるタイミング・場所など、予算内でいかにインパクトを強くするかが非常に重要です。弊社では、主催者側の意向と現地のニーズのバランスをとりながらイベントの提案から実行までをお手伝いさせていただきます。